暮らしの中のちいさな冒険 picnic

暮らしの中のちいさな冒険picnic」は山形県鶴岡市にある、クリエイティブチーム「いでは堂」メンバーとともに、2014年から2015年まで制作してきたフリーマガジンです。現在冊子は休刊し、webへと活動の場を移しております。

企画や取材撮影を通して、地域のことをより知れたこと、また繋がりができたことも、私にとっては大きな収穫となりました。

冊子としては1年と短くも、いろーーーーーーーーんな出来事があり、それゆえに、様々な気持ちが自分の中にもありますが、picnic制作に至るまでの経緯や作り手としての想いなど、編集長の言葉を借りてお伝えさせてください。ちょっと長くなりますが、ぜひご一読ください。


【暮らしの中のちいさな冒険ピクニックVol.3】2015年春(最終号)

〜編集長ごあいさつ〜

庄内にも遅い春が来て、待ち望んでいた、ピクニックにぴったりの季節になりました。昨年夏に創刊準備号を発行して以来、庄内の暮らしや人々を紹介してきた本誌ですが、この度、冊子を休刊し、ウェブに移行する運びとりましたことを報告たします。


ここ庄内には、厳しくも豊かな自然とその恵みによってもたらされる食文化、先人から受け継がれる伝統や風習、人々のあたたかいつながりなど、かけがえのないものがたくさん残っています。そういった、何気ない日常の中にある「庄内の暮らしの魅力や価値」を伝えていきたい、そんな想いで本誌を発行してきました。


取材やイベントを通じて、庄内に暮らす多くの人々に出会い感じたこと。それは、どの方も、庄内が好きだというあったかい気持ちをもっていること。そして、ここの暮らしを愛していること。「自然や食が豊かなところは、庄内の他にもたくさんある。でもここに暮らす人々は、この土地だけの魅力だ」。発行までの編集会議でチームの一人が言った言葉を、その後の取材活動で実感する日々でした。


そんな庄内の人の暮らしや魅力を、ピクニックという切り口で伝えてきた本誌。庄内のいたるところに広がる美しい風景に腰をおろし、親しい人とゆったりと過ごす「ピクニック」というライフスタイルを定着させたい、という願いがありました。ささやかだけれど、内側から幸せがわき上がってくる時間。そんなピクニック時間を日常に持つことで、皆さまの暮らしがより喜びにあふれたものになりますように願っています。


本誌の発行にあたり、多くの方のご支援を賜りましたこと、深くお礼申し上げます。支えてくださったスポンサーの皆さま、あたたかい声をお寄せくださった読者の皆さま、本当にありがとうございました。


                               編集長 中村早弥香



休刊前の春号を先日改めて読んでみたら、「picnicいいね!」でした。自画自賛です(笑)。でもこういうのは「バカ」でいいんだと思う。


この最後の冊子、実はまだ手元にいくつか差し上げられる分が残っておりますので、友人知人の方々にはお渡しできます。もしご入用な方がいたらご連絡くださいませ☆


では皆様、この夏も「picnic」ライフ。楽しみましょうね♪


Harvest

Photographer Satomi Honma https://harvest-photo.com/

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