なんと、付録として貴重な固定種の種付きです。

今の時代、１００円ショップでも売られている種。現在出回っている種には大きくわけて二種。ひとつは「F1」という種類で、遠縁の遺伝を掛け合わせて出来上がったもの。そうなると作物は、元の両親より成育が早くなったり、安定した大量生産が可能になるのだそう。しかし、F1種は一代限り。二代目以降は姿も性質もバラバラになってしまうんだそうです。

その対局にあるのが「固定種」や「在来種」。一代目の野菜から代々直採取されてきたもので、その土地や風土に合う様に栽培されてきたため、伝統的な野菜をつくることができるのだそうです。形や大きさ、収穫量にバラツキがあるため、大量生産型の農業が盛んになってからは後退しているようですが、食の安全性などの観点においては、強く支持されているとも言えるのでしょう。

F1種の警笛は様々なところでならされていますが、まずは固定種がどんなものか、作ってみたらどんな味がするのか、試してみるのもいいかもしれません。育てるのも簡単そう！と思える内容です。

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おしごといろいろ。